2022.10.22

【Society5.0とは?】実現によって世界はどう変化するのか?SDGsとの関わりについても徹底考察!

Society5.0とは?

Society5.0(ソサエティ5.0)とは、仮想空間(サイバー空間)と現実空間(フィジカル空間)を合わせた未来のことです。SOciety5.0は、世界中で問題視されている社会的課題の解決と経済発展を目指しています。Society(人間中心の社会)は1.0(狩猟社会)、2.0(農耕社会)、3.0(工業社会)、4.0(情報社会)と4段階に進化してきました。Society5.0は人間社会の5番目に位置する新しい未来社会の形として提唱されている「超スマート社会」と呼ばれるものです。

SDGsとは?

SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略称で「持続可能な開発目標」のことです。2015年9月に開催された国連サミットにおいて、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が全会一致で採択され、加盟各国がSDGsの達成に向けて取り組むことが宣言されました。SDGsは2030年までに貧困や飢餓、ジェンダー、地球温暖化、気候変動など21世紀に生きる私たちが抱える課題が包括的に挙げられ、17の大きな目標と、169のターゲットから構成されています。「誰一人取り残さない」社会を目指す国際社会の共通目標です。

Society5.0とSDGsの関わりとは?

Society5.0はSDGsを達成するための戦略であるといえます。Society5.0は最新のテクノロジーを活用し、人々の快適な暮らしとあらゆる社会課題の実現を目指しています。国際目標としてSDGsが掲げる17の目標と169のターゲットに向けた日本ならではの解決方法を提示して、明文化した開発目標がSociety5.0です。

Society5.0に取り組む重要性とは?

Society5.0の実現によって社会的課題の解消と経済発展を成し遂げれば、一人一人が希望を持ち、世代を超えて尊重し合い、快適に活躍できる健全な社会が実現されます。Society5.0が実現した社会では、IoT(Internet of Things)によってすべての人とモノがつながることが可能です。さまざまな知識や情報を効率良く、かつ網羅的に共有することができ、新しい価値を生み出せるようになります。これまでのSociety4.0(情報社会)の社会では、人がインターネットを経由して、たくさんの情報が蓄積してあるデータベースにアクセスして情報を入手するものでしたが、Society5.0はあらゆるモノについたフィジカル空間のセンサーが自動的にサイバー空間に蓄積され、このビッグデータをAIが解析し、その結果がフィジカル空間にフィードバックされる社会の実現を目指しています。新しく生まれた価値や技術はSociety4.0では解決できなかった課題や困難の克服に大きく貢献すると考えられます。

Society5.0を実現した未来とは?

社会的課題の解決

Society5.0を実現することで解決される主な社会的課題は次のようなものがあります。

 

【医療・介護・福祉】

難病克服に向けた研究開発、医療連携や医学研究データの電子化・標準化による診療情報の収集や地域医療情報連携などを活用したオンラインでの遠隔医療、遠隔操作可能なロボットによる手術などの活用が促進される。また少子高齢化による人材不足を解決するために、一人暮らしの高齢者の見守りシステムなどの技術開発、介護ロボットの活用などが促進される。

 

【食料問題】

AIやICT、ロボット技術などの最新技術を利用して、低コストで適切な量を生産するスマート農業、データ分析による生産量・収穫量・収穫時期などの最適化が可能になる。また、食品の長期保存を可能にするスマート冷蔵庫などの開発により、廃棄問題の解決が促進される。

 

【防災】

人工衛星・ドローンを活用して収集したデータをAIが解析し、個人の携帯端末に正確な災害関連情報が届けられる。また、救助ロボットや救助スーツの開発により迅速な救助も可能になる。



【働き方・学び方】

テクノロジーの利用がさらに活発になっていく世界では、教育現場においてもこれまで以上にテクノロジーを活用・普及させ、子どものうちから情報リテラシーを身に着けることが必須になる。

経済発展

Society5.0の実現により見込まれる経済発展の内容は次のようなものがあります。

 

【エネルギー】

AIを利用して的確に電力需要を予測し、過不足なく安定したエネルギー供給が可能になる。また、水素製造や電気自動車を活用したエネルギーの地産地消も促進する。

 

【交通】

関連するビッグデータをAIが分析し、天候・混雑状況などを考慮した快適な旅行が実現する。また、最適な移動手段・経路もすぐにわかるので移動にかかるコストや時間も大幅に削減できる。

 

【生産・物流】

顧客や消費者の消費行動、配送情報などのビッグデータをAIが解析することでニーズに即した在庫管理や、無駄のない生産計画を実現できる。また、物流の効率化も促進される。

無題のプレゼンテーション (1)

理数科目の基礎理解を深めるための理科実験教室と、理数科目を応用してさまざまな問題解決に実践的に取り組むものづくり体験を組み合わせて、テーマに合わせた体験型の授業を提供しております。